日月潭紅茶店

沖縄フルーツと島やさいのsun moon lake tea

  2022年9月27日をもって閉店しました😢

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            2023年12月上旬から新規オープン 

           沖縄マラサダ ジョージ

   

屋台BAR 夜の部 20時から26時

屋台BAR 夜の部 20時から26時

定休日 水曜日

駐車場 完備

 

history

 

開発は日本統治時代の1930年代に始まりました。

当時、日本人農業技師の新井耕吉郎がアッサム種の茶木を日月潭に持ち帰り、台湾国内に自生していた野生茶樹を掛け合わせて品種改良を進めた品種でした。

この地域の気温や山の傾斜などを見て、紅茶の生育に向いていると確信したそうです、本当にすごいですね。

戦争が終結したあと多くの日本人が台湾を後にしますが、彼は妻と子どもだけを日本に帰し、本人は台湾に残って研究を続けたそうです。

しかしその翌年、マラリアにかかり、志半ばにして42歳という若さでこの世を去ってしまいます。

敗戦後も台湾に残り、茶業のために貢献を続ける道を選んだ新井耕吉郎は今でも現地の人々の尊敬を集め、日月潭にある記念碑に手を合わせる人は後を絶たないそうです。

品種改良は新井耕吉郎の死後も台湾人技術者の手によって引き継がれ、日月潭湖のほとりに製茶試験場が設置され、台湾紅茶研究の中心地となりました。

日月潭紅玉(台茶18号)

ルビー色の湯色、特徴的な香りが魅力で一気に台湾紅茶の評価を高め、今では台湾を代表する紅茶として定着しています。

今も、「紅茶の守護者」として新井さんの名前が伝わっているのだそうです。

迪化街に来て紅茶を味わうことがなかったら一生知ることもなかったかも知れない日本人農業技師の偉大なる功績。

この事をラウランド運営ラウが沖縄でも広めようと、この紅茶を選びました。